ダンスフロアの向こう側

DJ GIRLFRIENDの告知や考えていることなどをまとめています。

202402

週末はフルボ→マスプロで2連チャン。どちらも規模が小さいながらも各々が良いDJをやっていて十分に楽しめた。色々あってフルボが4時解散になったときは死ぬかと思ったけど。福岡も音止めが4:30の箱があったり始発が遅かったりと、コンパクトシティのクラブはベッドタウン住まいの人間には若干厳しいところがある。とはいえkaruhiko先生のしっかりドラムンをやる姿が見れ、次回BUIYABASSへのモチベーションがもりもり湧いてきた。掘るぞ〜〜。

「哀れなるものたち」を見る。友人が激推ししていてつられて見たけどとても良かった。やりすぎなくらい作り込まれた背景・セットと、エマ・ストーンの美貌と演技、カメラワークが独特な雰囲気を作り出しており、大人向けの絵本を見ているような映画だった。エログロって少なくとも僕には必要だし、こういう潔癖じゃない描き方をしてくれる作品が好きだ。

 

福岡帰省。当日になって仕事の連絡が異常に立て込んだり、なんだかんだ実家の作業環境が悪かったりして仕事に身が入らず、全体的に慌ただしい帰省だった。

帰省1日目は大学同期たちとの飲み会。社会人トークや最近やっている趣味の話で盛り上がったり、4年ぶりに会う同期と久々に話せたりと満足な会になった。今こそライブイベントなどが頻繁に開催されているけど、福岡にオタク現場がほぼなかったころからの友人なのでステータスがグルメに全振りされていて飯も多いわ美味いわで良かった。年なのか以前より酒に弱くなった友人を横目に、僕の舌は大学時代にだいぶ育てられたなと思いつつ友人宅に宿泊。

家族の結婚式へ。僕含めふらふらとしていることの多い兄妹が集まり存命の祖母祖父も全員集まる。全員の顔が揃ったところを見て「なんとか間に合ったな」と思ってしまい、全然式の内容が頭に入ってこない結婚式だった。とりあえず姉夫婦が仲良くしてるところが見れて何より、幸せになってくれ。

かなりいい加減な生き方をしている姉妹の中でも姉は親の求めたルートをきちんと辿りつつもしっかり遊び、ちゃんと結婚したことに関しての尊敬の念が止まらない。僕にはそれはできないし、今なんとかして抜け道を探そうとしながら足掻いている途中だ。福岡の街を見ながら、あの時あの大学に入らなかったら、上京しなかったら、音楽なんて好きにならなかったら、と凡庸な人生を歩む自分の姿を思い浮かべたりする。そんな事しても何にもならないのは分かっているが、こういう時に後悔の念をきちんと抱いた方が良い気がした日だった。

鮮やかなダンス当日。配信機材の準備やらDJ仕込みやらでバタつきながら前飲み。そこそこ酔って本番。いつもよりもゲストさんとのコミュニティ的な距離が近く、鮮やかなダンスにしてはアットホーム感あるようなパーティだった。福岡に住んでるクラバーの人たちが顔を出してくれたのがまた嬉しい。最後に会ったのは一年前、二年前、はたまた鮮やかなダンスFのころだった人たちもいるはずだ。安心感と幸福感で想像よりお金を使い酔っ払ってしまった。クラブに行く前に現金はきちんとATMに預けよう。ラーメンを食べmidorさんに開放されながらmidorさん宅へ。翌日は全然仕事にならなかった。

 

ポラリステーションへ。とその前に前日に前飲み。同世代のゲストや出演者を呼び、タイミングが合ったみたいなので2K@goも呼ぶ。ごま鯖や鶏皮がうまい店をちゃんとチョイスできて安心。そこそこ値段はいったし計画性もクソもなかったけど楽しんでもらえたなら何より。

僕が福岡を出てから同世代や後輩は皆各々のクラブ生活を営んでいて、ゲストと仲良さそうなトークをしたり、昔は見てなかったであろうディープめなアニメの話をしたりしていて感慨深くなる。それはそれとして昔から変わらないものもある。本当に帰省そのものみたいな会話だったと思う。

ポラリステーション本番。弍ノ弍でしょーもない話をしながらハッピーアワーのビールを飲んで会場へ。昔に戻ったみたいで面白かった。かくいうパーティ自体はアニクラっぽさもありつつパーティの流れをうまくコントロールできており、さらにピースフルなフロアで本人の人望が伺えた。色々あるみたいだけどtlem君らが元気で色々な人と楽しくなってるみたいでよかった。予算がなかったし適当なところで別れ、博多の街を歩く。

 

博多や中洲を歩いているとおおまかな街並みはあの頃と全く変わっておらず、東京に出る前の自分、札幌に来る前の自分がどこかにいるような気がして怯えてしまう。後悔の多い大学生活だったけど今ここに生きてるし、明日には札幌に帰る。博多駅近くをごろつく人たちを見ながら朝を迎え、そのまま飛行機で帰る。

 

飛行機で帰るタイミングでお誘いが来てアイリさんたちとサイゼへ。札幌に来て色々心掛けてるつもりではあるけど、ちゃんと座って人と話すみたいなの全然出来てなかったなぁと思いながら人の話をきいたり自分の話をしたりする。二次会でカラオケなんて6,7年ぶりに行ったけど楽しかった。選曲してる時にm_m_mでかけた曲がたくさん脳裏に浮かんだの結構ウケちゃったな。ありがとうm_m_m。

 

月末ラストはすたあら。途中から入ったけど、ここでないと得られない安心感みたいなのがあって良いパーティだと思う。僕は彼らとほぼ同世代で二次元アイドルから入った身だし、なんだかんだベースミュージックメインで遊んでるけどルーツは完全にここ。御徒町の鳥貴族で2ヶ月に一回飲んでたことを思い出しながらKNOTへ。札幌の人たちと顔を合わせるとお!となることがだんだん増えてきて、もう1年半になるのかと感じた。今年はできるだけ色々な人と遊びに行きたい。